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064

山内さんが私の髪で遊んでいます。くすぐったい。


「髪きれいだね、食べちゃいたいくらい」
「ふふ、美味しくないですよ」
「ソースをかけたらどうなるかな」


私のテンションが下がります。



063

食事の後片付けをしています。まずは皿洗いですね。


「洗い物って面倒だよね…」
「そうでもないですよ。ほらゲーム感覚でやってしまえば」
「なるほどね。ソニックブーム!」


がしゃーん。ってそれはちょっと違いますね。



062

ご飯を食べています。


「コンソメ味のワカメスープってイタリアンな感じだね」
「そうですね、和食の方が良かったですか?」
「とんでもないよ。イタリアンならライスとミソスープとか大好きだし」


なら良かった。



061

食事が完成しました。


「オムレツとワカメのスープです。どうぞ」
「わー、美味しい…料理の鉄人二十八号だね」


大味なんでしょうか…




060

山内さんの家で夕飯を作っています。よいしょっと。


「じゅりちゃん、包丁使うの上手いね。慣れてるの?」
「ええ、ある程度は。こういうのはリズムですよ」
「チェケラッチョ、とか?」


チェケラッチョ、とか。



059

山内さんの家にお邪魔しています。ご両親は不在のようですね。


「お腹減ったね。軽いものでも作ろうか?」
「あ、手伝いますよ。山内さん料理は得意なんですか?」
「へへ、カレーしか作れないけどね」


それ、軽くないですよ?



058

山内さんと恋愛の話になりました。ふむ。


「じゅりちゃんって結婚はしたい人なの?」
「そうですね、籍は入れたいですね」
「愛情の証拠を残したいの?」


「相続権の証拠を裁判で、という意味もありますね」



057

山内さんの家に遊びに行くことになりました。
前を歩く山内さんの後姿。髪がふわふわ揺れてお姫様みたいですね。


「山内さんの髪って綺麗ですね、秘訣でもあるんですか?」
「やっぱり恋をしなくちゃ駄目かな」
「なるほど、でも山内さん恋人いませんよね。気になる男性でもいるんですか?」
「ふふふ。男じゃなかったりして…じゅりちゃん意外に思うかもよ?」


「意外…ガードレール?」




056

山内さんが家に来ました。バイト帰りに寄ってくれたようです。


「じゅりちゃん、Tシャツが余ってるんだけど。使う?」
「よろしいんですか? あ…でも山内さん小さいからサイズが合わないような」
「大丈夫だよ。大きめなサイズじゃないと胸がキツくなっちゃうからね」


不愉快な方程式が成り立った気がします。














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